あの熱いアジアへ

今年の仕事は例年より巨大な案件が多く、秋の旅行に行けるかどうか分からない感じ。時期的に9〜10月は一区切りつくことが多いのだけど、今年はその辺を外し、11月〜1月を中心にアレンジ予定。
去年、初めての一人旅で訪れたカンボジアがあまりに鮮烈な印象で、今年も再訪しようかと思っていたくらいなのだが、同じく11月以降に乾期を迎えるミャンマーに行こうかと画策中。カンボジアアンコールワットはあまりに有名なのだけど、実はミャンマーにはアンコール遺跡と同時代に建てられたバガン遺跡を中心とした、アンコールワットをもしのぐ豊富な仏教遺跡群が現存している。ミャンマーといえば映画「ビルマの竪琴」で知られる、元ビルマ。敬虔な仏教徒が大半を占める宗教国家。ニュースでしか知らないアウンサンスーチーさんが民主化に貢献した鎖国的で社会主義的な元封建国家。ビルマからミャンマーに変わったのも軍事政権が影響していてその名前を由としない民衆感情がある。そんな、断片的にしか知らないこの国に行こうと思ったのは、その深い深い歴史の存在。調べれば調べるほど奥の深いミャンマーの歴史。アジアの歴史にとって大東亜共栄圏を掲げた旧日本は欠かせない存在になるわけで、ミャンマーも例に漏れず日本の侵略を経て今に至っている。あの侵略を受けてもなお、旅行した日本人誰もが「良い人々だった」と言う国民性に触れてみたくなる。まだまだ外国人が入れる場所が多くない国ではあるから、どこまでそれらを知ることができるか分からないけど、この国にとても行ってみたいと思う。
さっそくアマゾンで関連しそうな書籍を購入するが、以外とあの国に関連する書籍が少ない。まずは地球の歩き方を買わないとかな。