香港旅行 (後編)

前日の夜はダーツ発祥の地イギリスの領土だったということでダーツバーを探すも、ショボイ。流行ってない。しかも対戦して負ける。今日はこのくらいで勘弁しといてやる、と、朝起きて、現地日本人にもう一件のおいしいお店として紹介された「糖朝」でお粥と麺を頂く。香港独特の臭みもなく、素材の風味がかなりお粥にフィット。ウマー。青山にも日本店が出来るそうで、かなり期待大。その後、香港島へと地下鉄で渡る。香港ではサッカーがかなり人気のようで、街ではトトカルチョも行われてるし、地下鉄にはテレビがあってサッカーを中継。と、並んでる男の子が前日本代表稲森のユニフォーム。タイミング良すぎてちょとワロタw。
スタッフ含め計3名で香港島の上部東側、コーズウェイベイにて下車。チムサーチョイよりも都会の印象。道路も大分広いし、デパートもあるし、トラムと呼ばれる路面電車も走っている。時代広場(タイムズスクエア)でスノーマンの絵本を購入。まったくもって香港とは関係ない買い物...。上のフロアでマンゴープリンとマンゴーケーキを食べる。ウマー。12:00〜13:00くらいに開店するよと守衛に諭された、11:00オープンと書いてある日本書店で現地のガイドブックを探すもほとんど無く、スタッフの一人はマカオ本を購入。路地に入っては怪しげな店を散策し、ブルースリーTシャツを4枚$100で購入。一枚単価350円ちょっと。
トラムでセントラルまで移動。一人はマカオへ行くとのことで別離。と、別のスタッフ一人とばったり遭遇。偶然にしては出来すぎ。横浜に旅行に来てて渋谷のタワレコ前でばったりなくらいの偶然っぷり。ビックリしすぎて、帰りは船で九龍に帰ろうとしていたのを忘れて地下鉄に乗ってしまった。
一旦ホテルに戻り、シャワーを浴びてまったりとサッカーを見ながら足つぼマッサージ師を呼ぶ。日本語は話せないのに悪いところがあると「ザコツ..シンケイ」などど単語を発してくれる心遣いw。肩も腰もマッサージしてもらってかなり疲れが取れた。その後ずっと歩いても疲れが来なかったから、かなり効いたのだろう。
ホテルを出てチムサーチョイよりちょっと北上。男人街を物色。男人街って言ってもエロい所じゃない。メンズの服や茶器などが屋台として並ぶストリートのこと。入り口付近にあったチェーン店の甘味処でマンゴープリンを食す。このマンゴープリンは某氏おすすめの一品。ウマー。日本に欲しいなぁこの店。ウマー。高価な翡翠や骨董品などが目白押しである北の入り口から攻めたので、興味深い品々をじっくり観察。スリが多いとのことで、過敏に気を付けてしまうのは日本人っぽくてなんかアレ。演奏している人たちを撮ろうとチップを用意しカメラを構えると、奥にいたオッサンが下っ端にまさにアゴで指図。もぅ、わかってるってば。香港ではチップの文化だが、店によってあったりなかったりで分かりにくい。サービス料が含まれていればいらないとはいうものの、んなもん、わからんし。ひとしきり歩いて、茶器を購入。その場ではまぁまぁ良い品に見えたのだが、よくよく見るとやっぱり値段なり。路面店の青菜炒めをつまみながらビールを飲みつつひとしきり人間ウォッチング。湿気80%以上、気温30℃前後の夜の香港。誰かがカラオケで歌ったイーグルスホテル・カリフォルニアが流れ、さまざまな言語が飛び交い、人種が入り乱れ、文化が入り乱れる、アジアを象徴する都市。ボロい椅子に座って街を眺めながら、今自分は香港に居る、ということを一番感じさせてくれる場所だった。
その後2駅分、街ウォッチングを兼ねてホテルまで歩く。サッカーの決勝を見ようと1:00過ぎまで粘ったがあえなく陥落。気づいたら朝。